日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。

(6月からお休みしていましたが、再開しました。)
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花見


 此の間梅を見に行ってから弐週間経った。そろそろ満開になった頃かと想いまた出掛けてみると、捌分まで開花していた。特に枝垂れは人気があるらしく、カメラを向けている人でいっぱいだった。印象に残ったのはデイサービスで来ている人たちでもあったのだろうか。枝垂れ梅の前に車椅子に乗った老齢の人達が壱列に並び花を眺めているのに、言葉にならないような気持ちが溢れ、遠くから寫眞に写してしまった。
 梅や桜の花に時の流れを想うのは何故だろう。アカシアやこでまりや椿ではそんな気持ちにはならない。どう云うわけか、新芽より枯れ木が莟より茶に変色した花を子供の頃から見ているのが好きだった。大人になり、終えることは終わると云うだけでなく、生きた、続けた、そして次に残していくことだと知った。皺を刻んだものや汚れてしまったものや欠けてしまったものがいとおしい。
 寫眞の多くは白黒で写した。其処に時がよく見えるように。

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