日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。 忍者ブログ

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綿雪に柊の葉


 壱年着ただけで、去年編んだ綿雪のようなセーターの首は伸びてしまった。首だけ編み直そうかとも想ったけれど、絲がだいぶ余っていたので全部編み直すことにした。前身頃だけ模様を付けるのは同じにし、今度はアラン模様でなく別の模様にしようと想った。アラン模様は好きだけれど、此の絲にはなんだかいまいちな気がする。
 うんと考えて想い付いたのは、柊の葉のような模様だった。編み物の本に載っているセーターやベストからひとつ選び編み図通りに編むのも愉しいけれど、自分で模様を決めるのも愉しい。そうして、すべり目とかけ目を使い左端にだけ向かい合った柊の葉を縦に壱列配すことに決めた。ところどころポップルも入れて実のようにしてみるのもいいかもしれない。
 壱番好きなのはライブを観に行くことだけれど、文を書くのも絵を描くのも写真を撮るのも愉しいけれど、編み物もおもしろい。編み始めると日常のいろいろな想いが交錯するので、心が病んでいるときはすぐわかる。そればかり頭に浮かび、胸が苦しくなったり、他人に対し嫌な感情が浮かんだりもする。元気なときは、しだいに無心に近い心になっていく。
 編み物をしていると亀がぼくとは遊ばないのかと寄ってきたので、膝の上に乗せ編み物をしていると、トランペットがぼくとは遊ばないのかと訊くので手入れだけして許して貰った。

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