日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。

(6月からお休みしていましたが、再開しました。)
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米と栗と古漬けと


 おかあさんの家に行くと、帰りに精米したばかりの米と冷凍しておいたと云う栗と古漬けを渡された。其の際米は冷蔵庫に入れておくのがいいと言われた。話を聞きながら思い出したのは伯父の家の庭にあった冷蔵庫だった。
 線が繋がっているようだが、いったい何に使っているのだろうと不思議に想ったものの、扉を開けはしなかった。勝手に見ても怒られはしないと知っていても、あたしはそう云うことはしない。あたしも他人に勝手に見られても特に怒りはしないが、勝手に触られるのは嫌っている。
 もしかしたら伯父もそうやって米を保存しているのではないだろうか。そうすることにより鼠にやられる心配も虫に喰われる心配も米が劣化する心配もしなくて済むのかもしれない。
 罰当たりなことに幼少の折遊び道具にしてしまっていた米櫃を思い出すと、あれも涼しい場所に置いてあったなと想い、父の続けていた昔ながらの暮らしに頭が下がった。
 かあさんの家では今でも黒電話と赤い郵便受けが使われている。

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