日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。

(6月からお休みしていましたが、再開しました。)
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淡雪


 余りに冷えていた部屋の空気に外の様子見ようと硝子戸を開けると、いつもの景色いっぱいに小さな白い粒が拡がっていた。白い粒がちらちらと動きながら降りていくのを見て、初めて其れが雪だとわかった。まさか降るなんてちっとも想っていなかったので、ただただみつめるばかりだった。道理で冷えていたわけだ。
 一旦戸を閉め温かくしようとショールを取りに部屋の奥へ行き、また戸の方へ行こうとすると硝子の向こうがふいにきいろに染まった。今度もまさかと想うと、きいろは間違いなく陽射しの色だった。
 淡雪と言うにも余りにも呆気なく果敢無い雪だった。外を見ようなんて想わなければ気付くこともなかったろう。
 嬉しくて泣きたい気持ち・・・。今朝のちょっとした出来事が玩具箱の宝物のようになって胸を飾っている。

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