日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。 忍者ブログ

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壱年経ち


 越してきて壱年経った。ジャニス・ジョプリンの亡くなった日でありギタリスト土屋公平氏の誕生日であり、渋谷公会堂の消えた日だったから、日にちなど殆どのことが記憶に無い自分でも憶えている。
 壱年前も青空が出ていた。今日も此のところの空模様にしては珍しくよく晴れた壱日となり、物干し竿には洗濯物がずらりと並んだ。暮らしは相変わらず貧困の手前と云うところで、現政権になってからは生きていくことに閉塞感さえ覚えるようになってしまい國さえ棄てたいと時折想う有様なのにも関わらず、人生を考えると薔薇色かもしれないと想えるから不思議だ。
 悦びは悲しみを掬いあげることをせず悲しみは悦びを侵さすことをせず、互いに奪い合いなどしない。雪の匂いを閉じ込めたような、悲しみをそっとそのままつつんで時が流れているような、古い木造の家が心地いい。

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