日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。 忍者ブログ

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冬支度


 リュックに食料品、両手で抱えた手提げ袋にはスーパーで汲んだ伍リットルの水、を入れて歩くと汗を掻いた。まだ半袖はしまわない方がいいとテレビの天気予報は告げていたけれど、夏物は片付けてしまった。
 戻ったり凄い速度で進んだり、季節の入れ替えはとても時間が掛かる。

 秋になりバターナイフを新しくした。先がぎざぎざになっていてバターを薄く削りとることができる。これなら冬が来てもそう困らずに食パンを齧れそうなら気がする。
 冷蔵庫の野菜室は、新聞で袋を作り野菜を其々分けて放り込んだ。これからは根菜が占めるようになる。貰った泥付きのじゃがいもを入れておくには特に都合がいい。そして、上に差し込んで使うケースは外してしまった。其の方が沢山入るし、整理の便もいい。
 萬年筆を握れなくなるまでには、あとどれくらい日があるだろう。インキを無駄にしたくないけれど、壱度に沢山文字を書けるほどなかよくなれていない。手がかじかんでも編み物はできたけれど、文字を書くのは難しかった。
 それから、ムーミン谷の物語の本は冬は必須。春の物語でも夏の物語でも、ムーミン谷の物語は冬に読むのが好き。それとROSSOの歌。

 あちこち冬支度をしていると、其の都度頭の中に芽が吹いて緑で溢れてしまうので、ストーンズの中から適当な壱枚を抜きCDラジカセにセットした。そうして緑は針葉樹の森になり、冬を迎えるべく、古い木造の家は陽射しをいっぱいに吸い込んでいた。

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