日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。

(6月からお休みしていましたが、再開しました。)
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パターソン


 モノクロームの寫眞はひと目でジム・ジャームッシュ監督の顔だと判るものだった。其れで其の雑誌を購入することにした。丁度これから公開されたり、また劇場によっては既に公開中だったりする彼の新作が、詩を書いている男の物語らしいと知り、彼の言葉を拾ってみたくなった。そうしたらどうしてもスクリーンで観たくなってしまった。
 なんとなく詩のようなものを書き、そのうち同じことをしているともだちができ自分の書いたものを見せたり相手の書いたものを読ませて貰ったり、そうしながら冊子を作ってみたり、・・・と自分は其れでよかったので、ひとりになりインターネットの中でみつけた詩の投稿サイトに馴染むことができなかった。ひとつは発表すること其のものに馴染めず、もうひとつは投稿している人たちの意識の高さと其の意識其のものに馴染めなかった。
 「パターソン」の映画の主人公の彼は詩を発表しようなどと想ってはいない。そんなふうに何処にでも詩人がいて、何処にでも詩がある暮らしがあたしは好きだ。自分はこれではいけないのだろうかと自分の意識は直さねばならぬものなのだろうかと想ったこともあったりしたけれど、雑誌を読み終える頃には自分自身を愉しいと想うまでになっていた。
 何も詩に限らず、其れが特別なことでなく其れがあふれている世界は素敵だ。

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