日々の雑感、他愛ないこと。印のように記してみたり。日々の呼吸を此処に。 忍者ブログ

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 ジャカランダの薄むらさき色の花が空の色と重なり、未だ明るい通りに夏至を告げていた。
 ひと月もぎっくり腰に悩まされていたから、腰に筋肉痛が残っている。体力もかなり落ちたように感じる。ゆるい坂が結構きつく、散歩でなく此れではリハビリテーションではないかと想いながら、持ってきたペットボトルに何度も口をつけ長い橋を渡り家に帰った。

 昨日はみつけたのうぜんかずらの花に夏の匂いや色を肌が嗅ぎ取ったばかりだった。蒸し暑くなる前にベストを壱枚編み直してしまおうと想っていたのに、あと少しと云う処で湯上りに扇風機を廻すことになってしまった。けれど、あとひと月はじらされるに違いない。
 天花粉をはたいたあと、長袖のパジャマとどっちにしようか迷った末にTシャツを着た。夏用のパジャマは持っていない。敏感になる背中に、毎年古くなったTシャツで済ませてきた。
 蒸し暑くなったり冷えたりする梅雨の季節の隙間を縫うように夏が姿を見せている。なんでいつもいつも夏を想うと泣きたくなるのだろう。いっとう長い夜もかまわず、さっさと寝てしまった。

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